1ヶ月前のこと・・・浜松 のつづき・・・。

7月27日 金曜日
5時起床。
富士登山競走レース当日。
前夜寝たのが実は1時。4時間の睡眠。
でも眠くはなかった。4時間だが、爆睡した...zzz.。oO
身体は正直疲れていた。
だが、わたしの背中には沢山の応援して下さる方々がいる。
ここまできたら、この2文字の
完走
のためにやるのみだ。
準備をし、朝ご飯を食べ、宿舎を出た。ここは本来なら富士登山競走に出場するはずの
テツさんから宿をお譲りうけた。大変お世話になった。
アドバイスや勇気を、そしてお知り合いの私設エイドで特別な計らいをいただいた。
わたしごときに勿体無い事。本当にありがたかった。
1ヶ月前の事となってしまったが、
今振り返ってみた感想を一言で、、、
「楽しかった」。
力を出し切れたかどうかというと、
"否"である。
だが、気持ちよく楽しめ、結果的に
"完走"できた。
まずスタートは富士吉田市役所前の最後尾となった。

最後尾から見たゴールの富士山山頂

現地には早めに到着したがちょっと、アップやストレッチに時間を割きすぎたかな。
ただ、前列も最後尾も関係ないやー、とただゴールを目指せー。
と渋滞の事など考えもしなかった。
ただ最後尾、殿(しんがり)から挑戦するのもおもしろいかな〜、と。
スタート前、お立ち台の上から、登山競走挑戦者の1人が
参加者全員を鼓舞する演説パフォーマンスがあった。
何を言ってるかまったく聞こえなかったが、全員で
「エイ、エイ、オー」とスタートまえから勝ちどきをあげた。
テンションあがりまくり!
力を出し切れなかったというのが、序盤、楽にレース運びをしたこと。
体力温存のためにペースを完全に抑えていた。
楽しめたのは、富士山に入って馬返しから3合目〜5合目までのなだらかな登りで、
皆が歩いている所を、走って登ったこと。
皆が避けて通る真ん中のデコボコ道をしんどかったが、
何故か面白くなって調子に乗ってけっこう駈けれた。
途中何度か、息切れしたがここでも体力温存。歩いて息が整うとまた駈けった。
空気の薄い所で脳に酸素が届いてなかったのか、5合目の関門をクリアしたら
何故か本当にわからないが、身体にこたえる辛さが、、、キツいが、楽しい。
うまく言えないが、一歩、一歩あるく自分を頼もしく思ってしまうのだ。
これは富士山ハイとでもいうのだろうか。
上を見上げるとレース参加者の長い列。
日差しは強いが、空気は冷たく汗だくになってたのに、ウエアは上下乾いていた。
汗もさほど出なくなる。空気の薄さは頂上まで正直わからなかった。
8合目の手前で、テツさんのお知り合いの方々の私設エイドにてバナナとアクエリアスをいただいた。
本当に、本当にありがとうございました。
さあ、後は頂上までがんばるかー、とここで忘れていたのが第2関門。
実はここの吉田口登山道8合目ってとても長いんです。
エイドでのんびりし過ぎた。抜いたランナーの方達に抜き返されてものんびりしていた。
さて、またペースをあげて目の前に関門が・・・。時計を見ると制限時間2分前・・・。
ア、アブナかった。
ひょっとしたら、このペース、ゴールの制限時間に間に合わんのとちゃうかー、、、。
焦った。
ゴール間に合わなかったらどうしよう・・・。
ここから結構本気で登った。
もう四つん這いで駆け上る。いや、よじ登る。
心拍数もかなり上がっただろうが、涼しいおかげで助かった。
そして頂上へ。
目の前の砂利道に岩道。
上には浅間神社の鳥居が近づいてくる。
まわりのランナーからも最後の力を振り絞る息づかい、熱い気持ちが伝わってくる。
「ゴールするぞ!」
もう登ること以外何も見えないし、考えられない。
負けるものか!
そこには心と身体をすべてから解き放つ何かがあった。
何とか制限時間10分前にゴール出来た。
最高の達成感。これを味わいたかった。
ようやく周りを見る余裕ができ、雲一つない空の青さや雲の上にいる自分に驚く。
このとき富士山の偉大さを深く心に刻んだ。
ビールを飲もうかと思ったが、もう十分だった。
気持ちは清々しく、もう何もなくても幸せだった。

RWSの練習会でよくお見受けするKAZUさんがいた。
この時は名前も知らなかったがKAZUさんも覚えてくれていて
一緒に記念撮影をし、下山も一緒に。

KAZUさんのお知り合いの方の宿舎でお風呂につかる。
レンタカーで御殿場まで戻り、KAZUさんと駅で祝杯。
あ、頂上でビール飲んでいたら飲酒運転になっていたわ。
ア、アブナイ・・・。
最高のビールを飲み、KAZUさんとは熱海でわかれ、青春18切符で大阪に向かった。
富士登山競走。
参加する価値のあった大会だ。
来年は?
今の正直な気持ちは、参加したい。
その時は、食べ損なった美味しい馬刺とほうとうを忘れずに。

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