課題の見えた、六甲全山縦走 2007年9月10日 〜その1〜
「もう一度六甲全山縦走をチャレンジしたい」
と先月8月13日、真夏日のお盆休みにRun&Walk Styleでの六甲全山縦走の企画に
参加した後、思った。
約55kmの山岳トレイル。
心拍数が一気にあがる急な登り、
スリル満点の岩肌、
急勾配の下り坂、
そして厳しいコースの中で時々顔をだす市街地。
1時間ほどの電車圏内でこれほどのチャレンジスピリットを満たす
縦走路があろうとは。
「楽ではないが、楽しさがある。」
ランナーを惹き付けるものが確かに六甲にはある。
そして今週の月曜日、elemamaさんとチュウヤンさんと一緒に3人で六甲全山縦走に行った。
わたしにとっては2度目のチャレンジ。
今月末の村岡マラソン100kmに出るため仕上げて行かねばならない。
そして来月にはハセツネがある。
そのための練習には持ってこいの六甲山だ。
午前7時40分、須磨浦公園から六甲全山縦走スタート。
秋の気配漂う、六甲山だったがキツい登りに汗も出る、のども乾く。
大分涼しくなったが2Lのハイドレーションは満タンにしていた。
真夏の8月にチャレンジした時よりは、ジリジリと焼け付く日差しもなく暑さはなかったが、
それでも山は身体への負荷を高める。
何段あるか数えるだけで気が遠くなりそうな階段で苦しくなる。
ハイカーのお年寄りの方で健脚の方がいらした。
その方を抜き去り頂上で人休憩するとすぐ追いつかれる。
速い。
「いや〜。ノロノロの亀ですから^^」
とおっしゃるが、本当に亀か?と驚く速さだった。こっちは走っているのに・・・。
そうこうして約1時間ほど走って休憩していると、
「こんにちわー」
と、見た事ある姿と知っている声。
な、なーんと、Run&Walk Styleの店長さんが駆け上ってきた。
(うわー、ありえないやろ〜、こんなとこで会うなんて)
と思いつつも、その偶然が信じられず、ただただ嬉しくなった。
「お先に〜」
と手にデジタルカメラを携えてヒュ〜ンと走って行かれた。
今回は六甲全山縦走路の写真撮影と、ハセツネとほぼ同じ距離の縦走折り返しから有馬まで
走られる予定だとの事。
ひぇーーー。たったお一人で・・・。
俄然私たち3人は刺激を受け、店長さんが先へ進んだ後、付いていくことに
店長さんは岩だけで、普通なら手をつきながら、「よいしょっと」を下りる岩肌を
ぴょん、ぴょん跳ね下りる。
先月の縦走ではわたし自身は手をついてゆっくり下った。
付いて行けるかなあ...
「ん!?」
elemamaさんとチュウヤンさんも華麗に小刻みにステップを踏んで店長さんに付いてゆき跳ね降りている。
「す、すげー・・・」
このお二人はいったい何者???
後ろから必死で付いて行く。なるほどあまり怖がらなくても小刻みに行けば、この岩は
結構グリップが効く。つるつるの石とは違う。
皆さんの駆け下りる姿を参考に自分も真似てみる。
うん。なかなか面白い。
それに身体への負荷もさほどでもない。手をついてしゃがみ込んだりする方が
エネルギーを使うかも。
「崖を恐れず小刻みステップ」
そして見えないプレッシャーが・・・。
走なんです(←elemama風に)。
ご老人といったら失礼かもしれないが、仙人のような先ほどの健脚の方が
すぐ後ろに・・・。
「あなた方は速いね〜^^」
・・・
いえいえ・・・速いのは仙人様でございます。その驚きの速さはやはり、
あれか・・・?
雲に乗ってらっしゃる???
そして店長は先へ先へと進み、登りではあっという間に離されて行く。
歩きで登るのにやっとの坂を駆け足で登って行く。
これがトップの人の走りか・・・。
この前後のプレッシャーに挟まれた3人。
これはきっと、この六甲山でいい練習をしなさい、と神様がくれたプレゼントだろう。
いや間違いない。
「あんたら〜、全縦?やっぱ7時間くらいで行くんやろうなぁ」
仙人様から大きく見積もった評価。いや、プレッシャー。
そんな、、、殺す気ですか。。
でもこの仙人様から1つ、仙術をいただいた。
「山ではたとえ歩きでも休む事なく進めば走っているのとさほど変わらない」
それは全縦中盤の摩耶山でわたしとチュウヤンさんが追い込んで山頂まで登った後、
登りの苦手なelemamaさんが後からほんの2〜3分で追いついてきた。
おそらくゆっくりながらも懸命に歩き登り続けたのだろう。こっちはヘトヘトだったが
elemamaさんの表情は清々しかった。

店長さんは先へ先へ、遂にスイッチが入り、どんどん引き離されて行った。
ところが、菊水山(だったかな?)の登りの途中で
「ご一緒しませんか」と待って下さっていた。
店長さんはコンディションが思ったより上がらず、エネルギー切れを起してしてらした。
そこで私たちと一緒にゴールまで行って下さる事に!!!
ありがたや〜〜〜。
ここでわたくしはラッキーなことに、下りのスキルの発見や仙術を頂いた上、
心強い道先案内人を得たのであった!!!
つづく・・・
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